2020年を振り返って

2020年も残すところあと1日となりました。2020年は世の中にとっても自分自身にとっても大きな変化の年となりました。自分の中の振り返りとして、2020年の3大トピックを紹介します。

転職

社会人になって16年目となる今年、2回目の転職をしました。前職は色々ありましたが、結果的に9年在籍し、多くのことを学びました。しかし9年も在籍すると、明らかに成長が鈍化してきていること、居心地が良くなりすぎていること、80%のパワーで業務がこなせていることと、長期間同じ環境に居座り続けることの弊害が出てきました。

昨年末からどこか面白そうな環境があればということで転職活動を開始しました。これまでインフラエンジニア、PM、バックエンドエンジニア、コーポレートエンジニア、エンジニアリングマネージャーを経て、直近では機械学習エンジニアやMLOpsエンジニアのポジションに興味があったので、広範囲に探しました。何社か面接を受けましたが、結果的に事業内容、チャレンジできることを踏まえて現在の会社に転職することにしました。

現在は、インフラエンジニア兼コーポレートエンジニア兼エンジアリングマネージャーのポジションで、インフラ&開発基盤の整備や社内業務システムのリプレイスを推進していますが、ゆくゆくは現職で大量に抱えているデータを使ってデータ分析にもチャレンジしていきたいと考えています。

在宅勤務

前職に在籍している時点で在宅勤務にシフトし、転職した現在も引き続き在宅勤務です。

以前からエンジニアの在宅勤務について導入すべきかどうか経営陣とも議論してきましたが、まさかこのようなかたちで在宅勤務になるとは夢にも思っていませんでした。

在宅勤務になったことで通勤時間が無くなり、余計な人間関係を気にしなくてよくなり、作業環境を自分で好きにカスタマイズできるようになりましたが、その一方で、これまで当たり前のように参加していたイベントや勉強会に参加できなくなり、気軽に居酒屋に飲みに行けなくなり、社内のちょっとした雑談が無くなりと、メリットとデメリットが拮抗している状態ではないかと考えています。

2020年は在宅勤務用の作業環境の整備が不十分でしたが、2021年も引き続き在宅勤務の見込みなので、作業環境は整備していきたいです。

家族が増える

2019年11月に長男が産まれていましたが、里帰り出産だったので自宅に長男が来たのは今年2月でした。

もしかするとこれが今年一番の変化だったかもしれません。

これまでは夫婦2人で過ごしていたので、独身とそれほど変わらないくらい自分の自由な時間が持てましたが、1人増えるだけで圧倒的に自分の時間が減りました。勉強に充てられる時間が物理的に減ったので多少の焦りはありましたが、逆に改めて時間の使い方を見つめ直すいい機会になりました。子供の起床前、就寝後、ちょっとした昼寝の時間に集中して作業したり、子供をあやしながら次の空いた時間にやることを頭の片隅で整理したりと、なんとか限られた時間内に最大のアウトプットが出せるよう努めてきました。

そして、それ以上に子供の成長を日々感じられるのは大変な喜びであります。先述の在宅勤務と相まって、平時に比べて子供と過ごす時間が多く与えられているのは、複雑な心情ではありますが幸運なことです。

まだまだ子育ては続くし、自分自身もまだまだ成長しないといけないので、2021年も限られた時間でより高いアウトプットが出せるように創意工夫していく所存です。

終わりに

改めて振り返ってみると、2020年は本当に大きな変化のあった年となりました。まだまだコロナは終息しなさそうですが、一日も早くコロナ前の暮らしができるよう願っております。何も気にせず居酒屋に行ける日が早く来て欲しいものです。。。